同一人物が描けない…そんな悩みとはおさらばです!
こんにちは!日々の暮らしにAIを取り入れて、ちょっとだけ楽しようと目論んでいる編集部です。
皆さん、画像生成AIで遊んでいて、こんな経験はありませんか?
「奇跡的に可愛い女の子のキャラクターができた!よし、次はカフェでお茶してるシーンを描こう」
そう思ってもう一度生成ボタンを押すと……「えっ、誰これ?髪型も顔も全然違う!」なんてこと。
これ、生成AIあるあるだったんですよね。でも、Midjourney(ミッドジャーニー)の新機能「キャラクター参照(–cref)」が、その悩みを解決してくれるんです。
新機能「–cref」って何?
簡単に言うと、AIに「この人の顔を覚えておいてね!」と写真を渡して、別のシチュエーションを描かせる機能です。
これまでは、プロンプト(指示文)で「青い目、金髪、ボブカット…」と一生懸命説明しても、毎回微妙に違う顔になっていました。でもこれからは、「この顔で!」と指名するだけで、一貫したキャラクターを描き続けてくれるんです。
ママ・パパ必見!我が子を主人公にした絵本も作れちゃう
この機能、プロのクリエイターさんはもちろんですが、実は私たちのような一般家庭でこそ、楽しい使い道がたくさんあるんですよ。
【体験談】娘のためのオリジナル絵本作り
私、実は最近、3歳の娘のために「娘ちゃんが魔法使いになるお話」を作ってみたんです。
以前はページをめくるたびに主人公の顔が変わってしまい、娘に「これ誰?」とツッコまれていました(笑)。でも、今回の機能を使って、最初に作った「魔法使いの娘ちゃん」の画像を参照させたら……。
- ホウキに乗って空を飛ぶシーン
- 森で動物たちとお茶会をするシーン
- お城でダンスをするシーン
どれも全部、最初と同じお顔のまま生成できたんです!これには感動しました。
使い方はとってもシンプル!「–cref」の魔法
難しそうに見えますが、やり方は簡単ですよ。
- まず、元にしたいキャラクターの画像のURLをコピーします。
- プロンプトの最後に –cref [画像のURL] と付け加えるだけ。
これだけでAIが「ああ、この人を描けばいいのね!」と理解してくれます。
さらにこだわるなら「–cw」で着せ替えも
さらに便利なのが、顔だけ似せたいのか、服装まで似せたいのかを調整できる「–cw」という呪文です。
| コマンド値 | 効果 | こんな時に便利 |
|---|---|---|
| –cw 100 (デフォルト) |
顔も服装も髪型も、元の画像を強くコピーします。 | 同じ服装で別のポーズを取らせたい時 |
| –cw 0 | 顔だけ似せて、服装や髪型は変えられます。 | 夏服から冬服へ「着せ替え」させたい時 |
この「–cw 0」を使えば、同じキャラクターで「春の入学式」「夏のプール」「冬の雪遊び」といった季節ごとのイラストも自由自在です。
日本市場へのインパクト:マンガ・アニメ文化との親和性
少し真面目な話をすると、この機能は「キャラクタービジネス」が盛んな日本において、非常に大きな意味を持ちます。
これまでの生成AIは「一点ものの美しい絵」を作るのは得意でしたが、マンガやアニメのように「連続したストーリー」を作るのは苦手でした。しかし、キャラクターの一貫性が保てるようになれば、個人でもクオリティの高いWebtoon(縦読みマンガ)や、企業のPRキャラクターを低コストで運用できるようになります。
例えば、地域のお店のチラシを作る際、毎回同じマスコットキャラクターが、季節に合わせた服装で登場したら親しみが湧きますよね。それが誰でも簡単にできるようになるわけです。
次のステップは「動画」へ
静止画でキャラクターが固定できるようになったら、次は「動画」ですよね。実は動画生成AIの世界も進化が凄まじいんです。オープンソース化された「CogVideoX」などを使えば、固定したキャラクターを動かす未来もすぐそこに来ています。
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まとめ:あなたの「好き」を形にする力が強まりました
Midjourneyの「–cref」機能は、単なる技術の進歩ではなく、私たちの「物語を作りたい」「キャラクターを愛でたい」という気持ちに応えてくれる素敵なアップデートです。
もちろん、より高度なことをしようと思えば、PCのスペックや専門知識が必要になる場面もあります。例えば、NVIDIAの最新チップなどが話題になっていますが、そういったハードウェアの進化が、こうした便利な機能を支えているんですね。
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また、iPhoneユーザーの方は、Apple Intelligenceとの連携で、こうした画像生成がもっと身近になる日も近いかもしれません。
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まずは難しく考えず、お気に入りのキャラクターを一人作って、「この子と一緒に旅をする」感覚で遊んでみてはいかがでしょうか?きっと、新しい趣味の世界が広がりますよ。
よくある質問 (FAQ)
- Q. 実写の写真でも使えますか?
- A. はい、使えます!ご自身の写真を参照させて、アニメ風のイラストに変換することも可能です。ただし、著名人の写真などを無断で使用することは肖像権の侵害になる恐れがあるので、あくまで個人的な楽しみの範囲や、権利的に問題のない画像で使用しましょう。
- Q. 以前作った画像のURLがわかりません。
- A. MidjourneyのDiscord上で画像を右クリック(スマホなら長押し)して、「リンクをコピー」を選択すれば取得できます。また、WebギャラリーからもURLを取得できますよ。
- Q. アニメスタイルの「Nijiモデル」でも使えますか?
- A. はい、Niji Journey(–niji 6)でも問題なく動作します。日本のアニメ調のキャラクターを作りたい場合は、Nijiモデルと組み合わせると非常に強力です。


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